2024年11月11日月曜日

使い方(漁業者の場合)

一般的に漁師さんに入るお金は市場で売られている価格の30%だと言われています。

 これって少ないと思いませんか?

 こうなる理由の一つに流通の複雑さが挙げられます。

 漁業に係わっている人は漁師、漁業協同組合、仲買、競り市場、仲買などなど。

 多くの人が係わってるためにどうしても漁師さんに入るお金は少なくなってしまいますね。

 そこでこの複雑な流通を少なくして直接消費者に届けられれば漁師さんに入るお金は増えて・・・・・と考えてこの魚ビジネスに参入した会社がありました。

 テレビでも放映されていましたが萩大島船団丸(今は株式会社GHIBLI)と言う団体が扱ってるようですが、漁業組合を介していないようです。

 テレビで見た時には鮮魚を直接消費者に届ける良いシステムだと思っていたんですが・・・・・。

 やはり漁業組合には参加してもらった方が扱う魚種が増えていいと思うんですけど・・・・。

 燃料や氷などは漁業組合を通して買うので絶対に参加してもらった方が良いです。

 港湾を利用して港に魚を上げるのであれば参加してもらうほうが絶対だと思います。


 やり方

 消費者は値段よりも鮮度を求めている一定数のニーズがあるのでこのニーズに応えることが出来れば確実に顧客を取り込むことが出来る。

  1)漁師さんに撮ったばかりの鮮魚の写真を毎回漁協に送る。

  2)漁協は値段を築地市場のセリ値を参考に付ける。

  3)漁協は取れた魚種と数量、価格、写真をネットで流す。

  4)売れた分を運送業者に渡して消費者に届ける。個人でも業者でも可

  5)集金は銀行振込と代引きで行う。(漁協または漁師へ)

  6)残った魚を漁協を通して市場に卸す。

 これは素人が考えた流れですが、漁協に一部の仕事を手伝ってもらうことでスムーズに流れると思います。

 前文で書いた船団が伸びていないのは漁協を通さなかったからではないでしょうか?

 また、消費者には朝とれ魚を夕食に・・・をテーマにすれば個人からも料亭など多くの魚を必要としているお店などには賛同してもらえるのではないでしょうか?

 書いた内容は素人が書いたと思って流してもらって結構です。

 ただ、こんなやり方もあるんだということを知ってもらえたらと思います。

 今日はここまでとします。

 次回は農業について書こうと思います。

 
 紅葉が綺麗な季節になりました。

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