2016年5月28日土曜日

厳しい現実

 新たにブログを開設します。

日本人の平均寿命女性86.83歳男性80.50歳でともに過去最高を更新したことが厚生労働省の調査で分かった。(2015年7月

注)平均寿命とは、下の図のように、ある年齢で垂線を引くと、水仙の左上と右下に図形が出来るが、この二つの図形(①と②)の面積が等しくなる点を言う。



この図から分かることは、平均寿命を超えて生きる人が半数もいるという事実。

すなわち、定年から15年以上生きる人がいるということ。

これは何を意味するのかと言うと、この15年間(あるいはそれ以上)をどのようにして生活するのかという問題。

要するにお金の問題。

お金がある人は趣味ざんまいで暮らせばいいが、無い人にとっては地獄になる。

また、国民年金厚生年金は少子高齢化に応じて年金額の伸びを自動調整するため目減りしていくのだ。

厚生労働省の試算(2014年)では、夫婦2人のモデル世帯が受け取れる厚生年金の水準は経済が高成長するケースでも30年後には現在より2割も下がる見通しだという。

年金額は物価の上昇よりも抑えられ、しかもいろんな理由をつけて年金から天引きされてしまう現状では定年後の生活は本当に心許ない。

注)年金から天引きされるものには、
    ・所得税
    ・住民税
    ・介護保険料
    ・国民健康保険料
    ・後期高齢者医療保険料
などがあるが、新たに作られるかもしれない。

ではこの現実(受け取る年金額は今後さらに目減りしていくという現実)にどのように対処していけばいいのだろうか。





2016年5月27日金曜日

手取りいくらだったら老後は安心??

 今アベノミクスで表面的には景気がよくなって家計の収入も増えてきているようです。

 少し余裕が出来てきて消費も増えているようですが、はたしてこれが永遠に続き老後は安心できるのでしょうか?

 あと10年くらいで定年を迎える人や年金生活に入る人はどのような状況なのでしょうか。

 今年金で生活している人を見ると余裕があるように見えます。

 グランドゴルフをしたり玉に旅行に行ったりと。

 しかし、実際に貰えている年金額は減少しているようです。

 

 2010年から2014年までに年金は20万円減りました。

 生活状態を変えなくても支出は49万円から74万円に増えています。

 これは貯蓄からの持ち出しを示しています。

 毎年74万円の支出が必要なら死亡するまでにいくら必要なのでしょうか?

 計算し切れません。


 またこのことも考えておかなければいけません。

 夫が死んだ後の妻の生活です。

 夫が亡くなった後妻は遺族厚生年金が貰えますが、当然減額されます。

 


 これで生活できればいいのですが・・・・

 


 子供と同居していて身の回りの心配はあまりない人はまだ安心ですが、一人住まいの人には過酷な条件です。

 毎月赤字になり、貯蓄も底を突く状態が現れないとも限りません。

 このような状況に陥るjことを防ぐために貯蓄が必要ですが、はたして働いている時に可能でしょうか。

 今は晩婚化が進み、定年まじかになって子供の学費がかさみ、家のローンも残っている状況では到底無理でしょう。

 現実として男は女性よりも早く死にます。

 残された妻のためにどうすればいいのでしょうか?

 どうすればお金の心配をせずに過ごさせることが出来るでしょうか。

 本気で考える必要があると思います。

 無策でその時を迎えるのではなく、何らかの対策が必要なのではないでしょうか。

 私の主張は年金以外の収入源を働いている時に作っておく、です。

 これは以前より主張してきていますが、妻のためにも作っておくべきだと思います。

 ではどのようにして年金以外の収入源を作って行けばいいのでしょうか。







2016年5月26日木曜日

本当に今後の年金生活はどうなる?

 先日新幹線内で年金生活者の方がガソリンをかぶって自身に火をつけ焼身自殺しました。

 痛ましい事件でしたが、ここで私たちは考えなければいけないことが隠されていると思います。

 自殺された方は35年間年金を納めていたにもかかわらず年金額は月12万円だったこと。

 アパート住まいだったこと。

 年齢が71歳だったこと。


 1.まず、年金を納めていた期間が35年でも年金額が12万円だったことですが、今ではこれ
   よりもっと年金額は減少していると思います。   
    すなわち今後は35年間払いこんでも12万円も貰えないだろうと言うこと。
    この状況は今後さらに減額されると予想されるため、困窮する人は増えるでしょう。
 
 2.アパート住まいということは年金からアパート代を払わなければいけないと言うこと。
    これでは可処分所得はさらに減ります。
    差し引いた金額から光熱費や食費、医療代を差し引くと食費にまわせるお金はいくら
    も残らないでしょう。

 3.年齢が71歳だったということは年金生活は11年目だったということ(60歳から始めたとし
    て)ですが、都会に住み、アパート住まいの場合は生活し難くなることを暗示しているよう
    に思います。
      だからといって田舎の方が住みやすいとは言えませんが・・・・。
 

 以上は私が想像したこれからの年金生活ですが、財政事情がひっ迫すればさらにこれ以上に厳しい状況になると思います。

 しかし、今の日本の現状を見てみると、正社員は増えずに非定期労働者が増えているという状況です。

 これは納める年金額が少なくなり将来の年金が激減すると言うことを意味しています。

 こうなれば生活保護を受ける人が続出し、さらに財政事情は厳しくなり・・・・・という負のスパイラルに陥ります。

 確かに今の利益を上げるには非定期労働者を増やすことは会社にとってプラスに働きますが、国全体を見るとマイナスになると思います。
 
 
 政府はこの現状をどう見ているのでしょうか?

 経団連の意向を受けて税制改革や制度を変えても、根本的に正規労働者を増やす努力をしなければ何にもなりません。


 従って、このような近未来が来ることを想定して備えていなかければいけないと思います。

 以前より主張していることですが、働かなくても収入を得る仕組みを持つことが必要だと思います。

 今すぐに何10万円を稼げなくても、徐々に増えていくような仕組み。

 お金をつぎ込まなくても出来る仕組み。

 働きながらでも出来る仕組み。

 を持つことだと考えています。




 を読んで感じたことです。






2016年5月25日水曜日

老後の準備してますか?

 ある調査によると、40~50代の約4割が老後に対して悲観的なイメージを抱えており、4人に1人は老後も仕事をしたいと考えていることが明らかになった。

 



楽観的に考えているのは28%で、悲観的と考えているのが42%でした。

 
  それでも危機感はあまりなく、老後については仕儀とをしたいと考えている人は26%しかいません。

  あとは旅や旅行、田舎暮らし、勉強・留学・資格取得などをしたいと考えているようです。

  

  この結果から見るとあまり切迫しているようには見えません。

  今現在収入があって生活できるからこのような結果になったんでしょうか。


  老後の資金に関しては、遺産や退職金なども会って用意していない人もいますが、経済評論家が言っているような金額3000万円から5000万円を用意できる人はほんの一握りと言うことが分かります。


  この表はあくまでアンケートによるものなので他人の結果です。

  あくまでもあなた自身が定年までにどれくらい用意できるかです。


  そして定年を迎えるころの暮らしはどうなっているかはさらに悲観的になっています。

  やはりここでも定年までに資金を貯めなければいけないと分かっていても出来ないだろうな・・・・という思いがこのような結果になったのでしょうか。

 

  さてここで如何に定年後の生活をお金の心配をせずに送れるかを考えておく必要がありそうです。

  定年後は年金生活になる訳ですが、そのお金の元は貯金、不動産収入、株の配当金、貴金属の売買などを取り崩したりして得られます。

  つまり発生元はどうであれ、それらからお金が生じている訳です。(悪い言い方ですが食いつぶしている)

 
  また、給料が安ければ生活するのがやっとで貯金なんて出来ないと思ってる方も多いと思います。

  不動産もお金がなければ買えません。

  株の配当も元手が要ります。

  親からの遺産相続も親が資産を持っていなければ相続すら出来ません。

  では給料が安くても、親からの相続がなくても、貯金がなくても資産を作ることは無理なんでしょうか?