2016年5月26日木曜日

本当に今後の年金生活はどうなる?

 先日新幹線内で年金生活者の方がガソリンをかぶって自身に火をつけ焼身自殺しました。

 痛ましい事件でしたが、ここで私たちは考えなければいけないことが隠されていると思います。

 自殺された方は35年間年金を納めていたにもかかわらず年金額は月12万円だったこと。

 アパート住まいだったこと。

 年齢が71歳だったこと。


 1.まず、年金を納めていた期間が35年でも年金額が12万円だったことですが、今ではこれ
   よりもっと年金額は減少していると思います。   
    すなわち今後は35年間払いこんでも12万円も貰えないだろうと言うこと。
    この状況は今後さらに減額されると予想されるため、困窮する人は増えるでしょう。
 
 2.アパート住まいということは年金からアパート代を払わなければいけないと言うこと。
    これでは可処分所得はさらに減ります。
    差し引いた金額から光熱費や食費、医療代を差し引くと食費にまわせるお金はいくら
    も残らないでしょう。

 3.年齢が71歳だったということは年金生活は11年目だったということ(60歳から始めたとし
    て)ですが、都会に住み、アパート住まいの場合は生活し難くなることを暗示しているよう
    に思います。
      だからといって田舎の方が住みやすいとは言えませんが・・・・。
 

 以上は私が想像したこれからの年金生活ですが、財政事情がひっ迫すればさらにこれ以上に厳しい状況になると思います。

 しかし、今の日本の現状を見てみると、正社員は増えずに非定期労働者が増えているという状況です。

 これは納める年金額が少なくなり将来の年金が激減すると言うことを意味しています。

 こうなれば生活保護を受ける人が続出し、さらに財政事情は厳しくなり・・・・・という負のスパイラルに陥ります。

 確かに今の利益を上げるには非定期労働者を増やすことは会社にとってプラスに働きますが、国全体を見るとマイナスになると思います。
 
 
 政府はこの現状をどう見ているのでしょうか?

 経団連の意向を受けて税制改革や制度を変えても、根本的に正規労働者を増やす努力をしなければ何にもなりません。


 従って、このような近未来が来ることを想定して備えていなかければいけないと思います。

 以前より主張していることですが、働かなくても収入を得る仕組みを持つことが必要だと思います。

 今すぐに何10万円を稼げなくても、徐々に増えていくような仕組み。

 お金をつぎ込まなくても出来る仕組み。

 働きながらでも出来る仕組み。

 を持つことだと考えています。




 を読んで感じたことです。






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