今そこまで来ている不安なのだが・・・・。
現在働いているサラリーマンにとって危機感はあまりないだろう。
なぜなら現在は定期的な収入があるから。
しかし、それも年金生活に入れば収入源は年金だけになる。
また、年金の支給額は現役世代が納める年金によって賄われているため、労働人口が減少すれば当然支給額も少なくなる。
政府はインフレも考慮して支給額を設定するが、インフレが高くなれば物価も上昇するのは当たり前だ。
インフレ率よりも支給額の上昇が高ければいいのだが、今後はそうはならないだろう。
しかも、平均寿命は伸びる傾向にある。
20歳から65歳まで働いても45年間だ。
その後の生存年数は平均寿命が85歳として20年間も年金が支払われることになる。
それだけの原資が国にあるのか。
とてもじゃないけど、そんなことは出来ないだろう。
とすると政府が打てる手は支給額を減らすことだけになる。
将来は暗澹たる状況が想像できるが、この状況を潜り抜けるにはやはり自覚をして年金の他に収入源を作っておくことだろうと思うのだ。
これは年金財政は破綻しないが給付水準は下がる
を読んで感じたことです。
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